ドイツのファームステイでライフワークを見つけた現役大学生の話。

大学に休学届を出し、自分でコーディネートした農業旅をご紹介

7/1 本格的に始まったドイツの夏

こんばんは!itoです。

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本格的に始まったドイツの夏

今日から7月。

ドイツの夏は、

強い日差しなのに

べったりと服が体にはりつくことのない

かつて一度経験した

北海道を思い出させるような気候です。

 

家のまわりの空気が

まだひんやりと夜の気配を残す朝7時、

身支度を整えたみんなが玄関に集まってきました。

 

赤い車に乗ってズッキーニ畑へと向かいます。

 

朝露に軍手と靴、

ワークウェアの足首のあたりを濡らしながら

葉や茎の棘をよけつつ

緑や黄色、細長いものや丸いもの

それぞれが担当した畝の

ズッキーニを収穫します。

 

8時20分ごろ

朝の収穫を終えたわたしたちは

その足でウリの家に向かい

ひとつのテーブルを10人ほどで囲んで

新鮮なくだものに挽きたてのシリアル、

有機栽培のナッツやヨーグルトを口に運び

淹れたてのコーヒーもしくは紅茶を片手に

今日このあとの作業について

マルクスから指示を受けました。

 

「このあとはキュウリの収穫、

 そしてトマトの芽を処理する。

 外のさやえんどう畑のネットも取らんとな。

 最後に玉ねぎを詰めて午前中はおわり!」

 

てきぱきとした口調も

だいぶ耳になじみ

全てとは言えないまでも

彼のドイツ語はわたしの頭に入ってきます。

 

さあ、今日も働くぞ!

 

気合を入れて玄関を出ました。

 

 

 

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