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ドイツのファームステイでライフワークを見つけた現役大学生の話。

大学に休学届を出し、自分でコーディネートした農業旅をご紹介

6/29 なぞのディナーパーティーへ1

こんばんは!itoです。

はじめましての方はこちらからどうぞ ↓

farmstay-germany.hatenablog.com

 

『ふくろう農場での生活。』を最初から読む ↓

farmstay-germany.hatenablog.com

 

 

 

なぞのディナーパーティーへ1

「ito~。支度できた?」

1日の作業が終わり、

シャワーを浴びてさっぱりしたわたしが

農場のパンフレットの翻訳を進めていると

リディアがリビングに顔を出しました。

 

「うん、今日はディナーなんだよね!」

お財布を持ち、席を立ちます。

 

外に出ると車が2台停まっていました。

 

よかった、ナンバープレートがついてる…

 

ひとつはマルクスとウリの自家用車、

もうひとつは出荷などに使う営業車です。

 

「さーあ、乗った乗った!」

マルクスが運転席の前に立ち

腰に手を当ててメンバーに召集をかけていました。

 

少しかしこまったドレスを身にまとい

いつもとは違う香りを漂わせる

アドリアーナの隣に乗り込もうとすると

「はい乗った乗った!」

とダテ眼鏡をかけたニアが

後ろからわたしを急かし、隣に座りました。

シャツを着たルーカスは運転、

助手席には

シックなタンクトップ姿のソフィアがいます。

 

わたしはというと

こっちのH&Mで手に入れた灰色の無地のTシャツに

昔から気に入って着ている紺のロングスカート。

 

あれ、けっこうお堅いごはん会なのかな?

ドレスコードとか大丈夫?

 

わたしの不安をよそに

「レッツゴー!」

と、嬉々としたニアの叫び声を合図に

車は進み始めました。

 

「くっそ腹減ったよまったく…」

「どんな料理なんだろうね!」

「てかこれなんのお祝いなの?」

「実際のところ…知らねえな。」

 

ウーファーメンバーのそわそわした様子に

わたしの口角も知らず知らずのうちに

上がっていくのでした。

 

 

 

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