6/29 えんどうの収穫とドイツ語教室
こんばんは!itoです。
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えんどうの収穫とドイツ語教室
畑での作業は
・ウーファーチーム
・ウリ&研修生チーム
・マルクス&アンドレアチーム
の主に3つに分かれて行います。
アドリアーナ、ニア、ルーカス、ミヒャエル、わたしのウーファーチームは、さやえんどうが栽培されているハウスへと向かいました。
ハウスに入ると
天井に張られたワイヤーに絡まるようにして
緑のカーテンが大きく2列並んでいます。
「左の列は手前から
緑の平べったいもの、黄色、紫だ。
右は全部が緑の丸みがあるほう。
最初はわかりやすい紫からやりな。」
ニアはそう言うと
キステと呼ばれる収穫箱を2つ寄越しました。
「ito~。俺反対側やってるね。
高いところ届かないでしょ?
キステを重ねて台にするといいよ。」
ミヒャエルが列の反対側から
緑のカーテンを押しのけてひょっこりと顔を出します。
「なるほど。ありがと!
このサイズは収穫して大丈夫?」
そうたずねると
「ほい。これがミニマムサイズ。
これより大きいのを収穫して。
また判断に迷ったら聞いてくれたらいいよ♪」
と手のひらの直径ほどのボーネンを手渡してくれました。
「それにしても3ヶ月の語学学校生活で
そこまでドイツ語話せるってすごいね~。
日本ではほとんど勉強してなかったんでしょ?
itoのドイツ語うまいよ。」
「いやいやそんな!
でもやっぱり語学は机の上で学ぶより
追い込まれた環境に飛び込むと
習得のスピードは上がると思う。
文法とか細かい活用はカバーできないけどね。」
「たしかに。ドイツ語は特にその辺細かいよね。
ドイツ人でも間違うよ。笑」
「え、ほんと?」
「うんうん。」
さやえんどうの収穫に手を動かしながら、
わたしたちはドイツ語の難しさについて
日本のこと、彼の出身地であるオーストリアのことを
話しました。
もちろんかなりの頻度で
わからない単語が出てくるので、
その都度わたしは「それどういう意味?」
「この英語はドイツ語だとなんていうの?」
と聞き倒し、
半ば強制的なドイツ語教室を
ミヒャエルに開いてもらったのでした。