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ドイツのファームステイでライフワークを見つけた現役大学生の話。

大学に休学届を出し、自分でコーディネートした農業旅をご紹介

6/29 「今日の作業はボーネンの収穫だ」

こんばんは!itoです。

はじめましての方はこちらからどうぞ ↓

farmstay-germany.hatenablog.com

 

『ふくろう農場での生活。』を最初から読む ↓

farmstay-germany.hatenablog.com

 

 

 

「今日の作業はボーネンの収穫だ」

「みんな、あらためて紹介するわね!

 こちらはito。日本からやってきたのよ。

 英語もドイツ語も話せるわ。

 今日から4週間ともに働くのよ。」

ウリが私についてそう述べると、

「わお、日本から!よろしくね!」と

ソフィアと同じ研修生仲間のリディア、

雇われて働いているアンドレアが

にっこりとこちらを見ました。

 

やば、名前覚えるの大変だ…

 

わたしはヨーグルトとフルーツののったシリアルを口に運びながら、じゅんぐりとテーブルに向かうみんなの顔を見回しました。

 

少年のようなパワフルさを感じる農場長のマルクス

魔女のようでいて快活な少女にも見える奥さんのウリ。

ウーファー仲間でハウスメイトの

ニア、ルーカス、アドリアーナ、ミヒャエルに

研修生のソフィアとリディア、

マリオをもう少し紳士にしたような風貌の

雇われ人アンドリュー…

ん、ちがうな、アンドレア。

アドリアーナとごっちゃになりそう…

 

「さて今日の作業だが、」

マルクスがテーブルを見渡して

最後にニアのところで視線をとめ

ボーネン」「ボーネンね」

と、ほとんど二人の呟きが重なりました。

 

ボーネン

 

「注意してもらいたいのは、

 品種を混ぜないことだ。」

「ひとつのハウスに4種類のボーネンがある。

 色はそれぞれ緑、黄色、紫。

 緑のものは丸みのあるやつと平べったいやつの2種類。

 くれぐれも収穫の箱を一緒にしないようにな、

 一旦混ざるとあとで仕分けるのが大変なんだ。」

身振り手振りをつけて説明するマルクスのおかげで

ボーネンとはどうやらさやえんどうのことらしい、

と検討がつきました。

 

語学学校では日常会話を習ってきたから

農業系の単語はここで覚えていかないといけないんだ

ドイツの農業文化を記録するためにも

専用のノートを作ろう…

 

ふと気付くと

みんなはほとんど朝食を食べ終えていたので

わたしも慌てて残りをかき込みスプーンを置きます。

 

「それじゃ、今日もよろしく。はじめるぞ!」

とやや生真面目になった顔つきでマルクスが立ち上がります。

「はーい」

みんなもそれに習い、次々とリビングを出て行きます。

 

これ、食べたお皿はどうするんだろう?

 

なんとなく席を立ったわたしが行動を迷っていると

「いいの、ito。今日の片づけ当番はリディアよ。

 そのままにしておいて。

 わたしたちは畑に向かうわよ。」

ウリが気付き指示を出してくれました。

 

 

 

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